今年度は、開校以来2回目、3年ぶりとなる運動会が開催されました。
本校の土は、日本と違って粘土質が主成分となっています(校長がその土で土器を作るほど……)。緑に見える草むらも、実はたくさんのオジギソウが群生しており、前週に保護者の方々のお力を借りて一斉に刈り取りました。
運動会の表現種目は、人数の関係からいくつかの学年ずつ合同で執り行われました。
小学1・2年生は、YOASOBIの「ツバメ」に合わせたダンスを披露しました。
小学校低学年の子供たちは熱心に練習に取り組みました。
自宅では、ロイロノートで配信された動画で自主練習をしました。学校では休み時間にも自主練習するなど、意欲に満ち溢れていました。
本番では、練習に練習を重ねた小さな巨人たちが、観客たちを魅了しました。
小学3・4年生は、沖縄の伝統芸能である「エイサー」を披露しました。
普段聞きなれているポップス音楽とは違い、独特のリズムで曲は進んでいきます。沖縄出身の教員も指導に加わり、練習をおこないました。はじめの頃は、なかなかリズムを合わせることができず、どの生徒も苦戦している様子がうかがわれました。
本番では、小学生の元気良い掛け声、太鼓の音が校庭いっぱいにこだましました。
小学5・6年生、中学生は「南中ソーラン」を披露しました。
中学生は直前まで期末テストということもあり、タイトなスケジュールでしたが、練習は熱を持ったものでした。中学生がオリジナルの振りを追加し、それを小学生に伝え、教える。隊形移動一つをとっても、何回も練習が繰り返されました。
小学生にとっては普段見ない上級生の背中を見る機会になり、中学生にとっては弱さを見せられない、先輩でいなければいけない良い機会となりました。お互いに刺激しあい、作品は完成度を高めていきました。
本番では、いつもより成長した生徒たちの表情を垣間見ることができました。
本年度の運動会は、たくさんの方々のご協力のもと、成功いたしました。
今後とも、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
文責 広報部 大橋
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